Tosastudy

Non Governments' Currency!


私は本日(2020年01月25日),
「民製通貨」なるものに関する,
3本の論文を発表する。
①通貨の価値と発行について
②通貨の通用圏について
③民製通貨の提唱

民製通貨とは,
政府・準政府機関により
制御されない通貨の
総称である。

暗号資産もこれに順ずると
言えなくもないが,
暗号資産は,発行高を
誰も管理できないので,
完全な通貨ではなく,
「民製・準通貨」というのが
正しいといえよう。
また,準通貨であることから,
本文では統一して,
「暗号資産」と呼ぶ
こととした。

では,民製通貨とは何なのか,
であるが,いわば
「ヒトの価値観に順応した通貨」
である。
通貨を無秩序に発行すれば,
通貨としての信用力は無くなる。
政府主体の「官製通貨」ならば,
法的な裏付けによる強制通用力が
これを阻むが,
民製通貨ではそうはいかない。
そのため,「秩序ある発行」が
求められ,結果として,
「ヒトの価値観に合わせた」
通貨となる。

「ヒトの価値観」とは?と
思われる方が
大半だと思うので説明するが,
これは,世界による
通貨への信認である。
信認は,通貨の価値を決定する
一要素であり一変数である。
もう1つの要素は流通量,
則ち発行高である。
この2つによって,
通貨の価値は定まる。

このため民製通貨は,
価値をなるべく一定に保つため,
発行高を調節する。
発行といっても,
通貨と財を交換する
「為替取引所」にて,
「発行所」が当該通貨を
売買することである。
この売買行為により,
通貨の価値は一定に保たれる。
また,発行所による「正の」発行時に,
対価となる財を得ることにより,
より通貨の安定性を高める。
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ここからが論文に記載すべきでなく,
また私の主観を交えた点であるが,
民製通貨には,
民主性が大切である と思う
(=推測や憶測の域を出ない)

根拠としては,
従来の通貨である「官製通貨」には
強制通用力があるが,
民製通貨にはそれがないため,
官製通貨やその発行主体と
強い繋がりを持てば,
官製通貨の補助通貨的な役割しか
なさなくなる。
これでは,局所的には
信認を得られても,
世界的には通貨への信認を得られず,
通用圏は必然的に依存相手の
官製通貨に内包される。
こうすると,通貨自体が
揺らぎかねない。
そう考えたからである。
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