日本と世界のこれからの景気について考える!

  • 短期
    日本においては,東京五輪や東京ラグビー杯の建設需要が一段落する事や
    2019年10月に予定されている消費増税の影響で

    ①9月までは駆け込み需要効果もあり「下がらない」
    ②10月からは「下降」

       という傾向になると考えられていますが,
    セル・イン・エイプリル化現象もあり
    「下降」が早まる可能性も否定できない所であります。

    世界においては,トランプ大統領が在任している間は安全でしょう。
    しかし,独特の「トランプニュース」により株価等が乱高下する事は避けられないでしょう。
    また,金価格等の「安全資産」は低価格となり,
    投機目的の金融商品等の価格急上昇は考えられます。

  • 中期
    主に2020年代について言及しますが,
    日本では,2022±3年の間に関東大震災が発生すると考えられています。
    その為,一時期は「減退」という傾向になりますが,
    2025年の大阪万博や阪神阪急Gの新路線計画により,
    近畿圏の経済が活発になるため,±0といえます。

    世界では,トランプ大統領の落選により,
    「国境の壁特需」が失われ,また米国の中下層の人々が不満を持ち,
    政治的不安に陥り,経済は低迷するでしょう。
    よって,安全資産の価格が上昇し,
    ダウ平均も20000を切るでしょう。

  • 長期
    主に2030年以降について言及しますが,
    日本ではリニアモーターカーの名古屋⇔東京間の開通により
    人口5000万の巨大都市圏が成立します。
    これにより関東大震災の復興が一足早まると思われがちですが,
    2033±5年に東南海・南海地震が発生し,
    東日本大震災の数倍の被害規模が想定されます。
    その結果,太平洋沿岸部,特に名古屋・東海地域が甚大な被害を被る為,
    日本を揺るがしかねない状況となるでしょう。

    世界では,コンドラチェフサイクル(経済の大波)が好転しているので,
    上昇傾向に転じる可能性が高いといえます。
    また,このサイクルは2045年をピークとしているので,
    2030年代は崩れる事はありません。
    特に,前回のコンドラチェフサイクルのピークでは
    日本でバブル景気が発生する代わりに
    世界同時不況が発生したため,
    中国やインド等の現在「発展途上」とされている国々が注目されます。
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