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T.O.S.A.

Telling Others to Study Another things.
1.化学分野
純物質:他の物質が混じっていない1種類の物質。
!注意! (物質)=(単体)+(化合物)
混合物:2種以上の物質が混ざったもの。
性質
純物質:融点・沸点が一定
混合物:融点・沸点が不定(混合割合により変化)

混合物から純物質を取り出す方法
濾過 :液体とそれに不溶な物質からなる
    混合物から液体を取り出す。
再結晶:溶解度(温度に対する飽和水溶液の濃度)の違いを
    利用して結晶を取り出す。
蒸留 :蒸発のしやすさ(沸点の違い)を
    利用し,気体を取り出して冷却。
❲分留(原油・空気が多い)❳
抽出 :物質による溶解のし易さの違いを
    利用して混合液体・固体から分離する。
昇華法:昇華性を持つ物質を利用して クロマトグラフィー:物によるの吸着力の違い
    を利用し,分離する
 ※溶媒に溶かした物質が吸着剤etcの表面を移動するとき,
  物質によって移動速度が異なる!


元素とは…
元素とは,物質を構成する基本的成分。
H He
Li Be B C N O F Ne
Na Mg Al Si P S Cl Ar
K Ca Sc Ti V Cr Mn Fe Co Ni Cu Zn Ga Ge As Se Br Kr
Rb Sr Y Zr Nb Mo Tc Ru Rh Pd Ag Cd In Sn Sb Te I Xe
Cs Ba La Hf Ta W Re Os Ir Pt Au Hg Tl Pb Bi Po At Rn
Fr Ra Ac Rf Db Sg Bh Hs Mt Ds Rg Cn Nh Fl Mc Lv Ts Og
ラン タノ イド La Ce Pr Nd Pm Sm Eu Gd Tb Dy Ho Er Tm Yb Lu
アク チノ イド Ac Th Pa U Np Pu Am Cm Bk Cf Es Fm Md No Lr
単体と元素の違い
単体:O2とか。
 →(具体的な)分子とか。
元素:「O」や「H」etc。
 →(抽象的な)成分とか。
炭素Cの同素体:ダイヤモンド,カーボンナノチューブ,黒鉛,フラーレン
酸素Oの同素体:O2(酸素分子),O3(オゾン)
リンPの同素体:黄リン,赤リン
硫黄Sの同素体:斜方硫黄,単斜硫黄,ゴム状硫黄

元素の存在比
宇宙 H:75%,He:20% (約)
地殻 O:40%,Si:30%,Al:15%,Fe:10%
海水 O:80%,H :15%,Cl: 3%,Na: 2%
人体 O:65%,C :20%,H :10%,N : 5%

炎色反応による検出
Li: 赤,Na: 黄,K :赤紫,Ca:橙赤,
Sr:深赤,Ba:黄緑,Cu:青緑

Li赤Na黄K紫Cu緑Ca橙赤 Sr紅     Ba黄緑
リアカー 無きK村動力借ろうとするもくれない馬力
沈殿反応による検出
《Clの検出》
NaClaq+AgNO3 aqで沈殿が生じる
→NaClにはClが含まれる事が分かる
《 Cの検出》
Ca(OH)2 aq(石灰水)とある気体を混ぜると,
白色沈殿が生じた。
→ある気体はCO2
 生じた沈殿はCaCO3と考えられる。

水の生成による検出
硫酸銅(Ⅱ)無水物 CuSO4(白)に水を加えると,
硫酸銅(Ⅱ)五水和物CuSO4・5H2Oとなる。
これより,水が成分元素としてHを含むと分かる。


三態と熱運動に関して
物質の三態(気,液,固体)は熱運動によって変化する
→熱運動とは?
粒子が自然に散らばり広がる事を拡散といい,
(外部からの干渉を受けずに)
拡散をもたらすものを熱運動という。
温度に上限はない(机上は)が,
下限は存在(-273.15℃=0K)
また,気体,液体,固体を物質の三態という。
純物質の場合,融解中や沸騰中の温度は不変。
液→気:蒸発 気→液:凝縮
液→固:凝固 固→液:融解
固↔気:昇華
※これらは物質が変わっていないので化学変化ではなく物理変化

原子には,陽子,中性子,電子がある
陽子 :電荷1,質量数1
中性子:電荷0,質量数1
電子 :電荷-1質量数0
(正確には,中性子≥陽子≫電子)
原子において陽子と電子の数は等しいので
原子全体では電気的に中性
電子・陽子がもつ電気量の絶対値は
 1.602×10-19C(クーロン)
質量数  元素
原子番号 記号  と表記。
上からしつ,げんと覚える。

同位体(アイソトープ):陽子数(=電子数)が等しく,中性子数のみ異なる原子。
・化学的性質は殆ど同じ(∵価電子数で決まる)
・放射性同位体には,壊変や半減期が存在する。
壊変 :不安定元素が放射線を出して安定元素に変わろうとする事。
半減期:壊変により当該元素の総量が半減するのにかかる時間。

内側(K殻)から数えてn番目の電子殻に入る最大電子数:2n²
例:K殻:2,L殻:8,M殻:18,N殻:32
but…オクテット則により8個で安定
貴(希)ガス:単原子分子,反応しにくい


イオン(ÆONではなくION)の生成方法
イオン:電子を出し入れして電気的中性でなくなったもの。
原子は最も近い貴ガスの電子配置になろうとする
価電子数1とか2の原子は電子を放出して陽イオンになりやすい
Na+→Neと同じ電子配置
価電子数6とか7の原子は電子を受け取り陰イオンになりやすい
Cl-→Arと同じ電子配置
出入りした電子の数を価数といい,
イオンを表すにはイオン式を用いる。
Mg2+ 2価の陽イオン
Cl-  1価の陰イオン
単原子陽イオン: [元素名]イオン
単原子陰イオン: [〜化物]イオン

イオン化エネルギーとは?
→気体状態の原子から電子1個を取り除く為のエネルギー
※n個目の電子を取り除く場合,第nイオン化エネルギーという
<> Li,Na,K(アルカリ・希土の元素)
→電子が出易い(=イオン化エネが小)
 だから陽イオンになり易い
He,Ne,Ar(貴ガス)
→電子が出難い(=イオン化エネが大)
 だから陽性が弱い
 ・Hを除き,イオン化エネは周期表↗になるにつれて大

電子親和力とは?
原子が電子1個を受け取って1価の陰イオンになって放出するエネルギー
F,Cl,Br(ハゲロン)
→電子親和力が大きい
 1価の陰イオンになり易く,陰性が強い
・貴ガスを無視,周期表→になるにつれ大


元素の周期性に関して,これを周期律という。
周期律が現れる原因は,価電子数にある。
元素周期表とは,価電子数を考慮しながら元素を原子番号順に並べたもの。
横の行を周期といい,縦の列を族という。
同じ族の元素の場合,同族元素という。
典型元素:1,2族と12~18族
遷移元素:3~11族
金属元素 :Alから右下方面へジグザグ
非金属元素:水素+右側の余り
(↑周期表参照)
原子半径:同族ならだんだん小さくなるが,
     周期がずれると大きくなる
 理由:陽子が多いと最外殻電子は近づく
   オクテットだと互いに反発して遠のく
   同周期だと最外殻が異なる
イオン化エネ:価電子数に応じて変化。


2.物理分野
v:速さ[m/s]
x:移動距離[m]
t:経過時間[s]
このとき, v=x/t が成り立つ。

  • 等速直線運動
    一定の速さ(v)で直線上を進む運動
    → x=vt が成立する。

    ・ベクトル(向きあり)とスカラー(向きなし)
    速度:速さに向きの情報を加えたもの。
    速さ:単位時間あたりの移動距離(向き無し)
    変位  :基準からどの向きに
      どの程度変化したか。
    移動距離:移動過程において,
      合計でどれだけ移動したか
    平均の速度:¯v=(x2-x1)/(t2-t1)=∆x/∆t
    t2を限りなくt 1に近づけたとき,
    これをt1における瞬間の速度または速度という。

  • 速度の合成
    同一直線上にある速度の場合,
    v=v1+v2 で表し,vを合成速度という。
    また, v=v1+v2 である。
    ・速度の分解
    速度vの偏角をθとすると,
    vx=v cosθ
    vy=v sinθ
    v=√(vx2+vy2)
    ・v1とv2の合成
    vx=v1x+v2x
    vy=v1y+v2y

    ・相対速度
    vAB=vA+vB
     平面上の相対速度 vAB=vB-vA
    ・平均の加速度
    ā=(v2-v1)/(t2-t1)=∆v/∆t
    (平均の加速度=速度の変化/経過時間)
    単位は[m/s²]㍍毎秒毎秒

  • 等加速度直線運動
    (v:速度,v0:初速度,x:変位,t:時間とすると)

    v=v0+at
    x=v0t+(1/2)at²
    v²-v0²=2ax

    1.自由落下
    ※空気抵抗無視
    重力加速度g≒9.8[m/s²]とし,
    初速度v0=0より
    v=gt
    y=(1/2)gt² (yは高さ)
    v²=2gy
    2.鉛直投げ下ろし
    ※地面へ叩きつける感じ(↓が正の向き)
    v=v0+gt
    y=v0t+(1/2)gt²
    v²-v0²=2gy
    3.鉛直投げ上げ
    ※↑を正の向きとする(=加速度は-g)
    v=v0-gt
    x=v0t-(1/2)gt²
    v²-v0²=-2gy
    4.水平投射
    ※→:vx,↓:vyとする
    垂直方向は重力の影響でvx=gt 水平方向は抵抗無しよりvy=v0
    5.斜方投射
    地面を始線として角度θで投げると…
    水平方向では
    vx=v0cosθ
    x=v0cos(θ)t
    垂直方向では
    vy=v0sin(θ)-gt
    y=v0sin(θ)t-(1/2)gt²
    また,物体の軌道は
    y=tan(θ)x-gx²/(2v0²cos²θ)

    3.生物分野
    生物において,同じような特徴を持った
    個体の集まりを種という。
    (教書では,交配で子孫を残せるか否かを基準としている)
    生物(やウイルス)はDNAや細胞膜を持つという特徴がある。
    進化の過程
    始原生物(原核生物)

    真核生物(単細胞)

    多細胞生物細胞群体
    種同士の類縁関係を系統といい,
    また,このように分かれた図を系統樹という。
    ロバート・フック:コルク薄片観察。セル。
    シュライデン:植物について,細胞で構成されている事を発見
    シュワン  :動物について 〃 
    フィルヒョー:細胞分裂を発見・観察
    原核生物(核膜なし)

    真核生物(核膜あり)
    @生物の共通性
    細胞でできている
    代謝(生体内での化学反応)がある,ATPを用いる
    DNAを遺伝情報として用いる
    ・体内の状態を一定に保つ恒常性(ホメオスタシス)を持つ
    生殖可能である
    進化する(共通の祖先を持つ)
    ・単細胞生物:単一の細胞からなる生物。
     →ゾウリムシ,アメーバ
    ・細胞群体 :単細胞生物が集まったもの。
     →ユードリナ,オオヒゲマワリ
    ・多細胞生物:組織から成り,
     (上皮・筋・神経・結合組織)
     これらが集まって器官を作っているもの。
    1.細胞膜で包まれており,中にDNAがある。
     細胞内は細胞質基質があり,代謝が行われる
    2.原核細胞は真核細胞に対し小さく,
     ミトコンドリアや葉緑体と同程度。

    代謝   :生体内の化学反応。
    タンパク質:皮膚や軟骨等に含まれる。
       また酵素の主成分。
    脂質   :細胞膜の構成。エネルギー源。
    植物では,セルロースが細胞壁を構成。
    核酸にはDNAとRNAの2種がある。
    ADP(アデノシン2リン酸)+リン酸+エネルギー→ATP(アデノシン3リン酸)
    ※エネルギー源は呼吸etcにより得られたエネルギー。
    ATPを使う時は,
    ATP→エネルギー+ADP+リン酸
    このエネルギーは高エネルギーリン酸結合によるもの。

    一般に,化学反応には高温が必要な場合が多いが,
    触媒を用いればそうでない事もある。
    触媒には無機触媒と酵素がある。
    酵素はタンパク質を主成分としている為,
    変質せずに威力を発揮するには,
    最適pHと最適温度が重要。
    胃液等に含まれるペプシンは,
     pH2(強酸)が最適pHである。
    唾液等に含まれるアミラーゼは,
     デンプンを分解し麦芽糖(二糖)にする。
    カタラーゼは,H2O2を分解する。
    また,生体を構成する物質を合成することを同化,
     複雑な化合物を簡単なものにすることを異化という

  • 顕微鏡の使い方
    アームを掴み,下には手を添えて運ぶ
    レボルバーとかが外側を向くように持つ。
    1. 反射鏡としぼり
    2. これらを動かして明るくする。
      高倍率なら凹面鏡も使ったりする。
    3. プレパラート
    4. プレパラートをステージに乗せる。
      クリップできちんと止めておく
    5. 調節ネジ
    6. 調節ネジ(粗動ネジ)を動かし,
      ステージを常識の範囲内で最大限上げる。
    7. ピントを合わす
    8. 接眼レンズを見ながら,調節ネジを回し,
      ピントが合う所で止め,微動ネジを回す

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